2006年研修生のページ

2006年研修生(や)より
私の研修は、この年の11月に終了しました。みなさま大変お世話になりました。
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私の研修 基本データ
ニックネーム 農業研修生(や)
研修期間 平成18年4月~平成18年11月研修開始
研修開始 平成18年4月2日
研修目的 農業を仕事にする生活を体験するため。
勤務時間 4月8:00~17:00、5月から7:30~18:00
お休み 4月は日曜日定休。5月からは雨の日が休みの不定休。7月末からは個人的な都合により、日曜日を定休にしてもらいました。
住居・食事 ファームトピアの寮があります。自炊、お手当てあり。コンビニまで徒歩3分。会社までは自分の車で通勤。約15分。
ファームトピアとの出会い 新・農業人フェア2005(札幌)に行ってブースを訪問したことがきっかけです。フェアの後、直接見学に来て研修先に決めました。
研修内容 ①ファームトピアでのお仕事:これがベース。パートのおばちゃんと一緒に作業、トラクターに体験乗車、ホームページを作るなど、いろいろしています。②農協の実験農場さん、近くの農家さんでの研修:月に何度か。ファームトピアだけでは体験できないことをここで体験させてもらっています。

 

ここまでを振り返ってH18.4月-H18.11月
4月 パートのおばちゃんと一緒に毎日「いもきり」をしていました。4月はじめから、5月のいも植えの終わりのころまででした。おばちゃん方は毎日まいにち、大きな声で笑いながらいもを切ります。これがすごいところです。学校にいたときには、こんなに毎日大きな声で笑うことなんかありませんでした。
実験農場さん:メロン・トマトの苗/近くの農家さん:稲のモミをまく
5月 いよいよ本格的に畑での作業が開始されました。私たちの仕事はいもを植える機械に乗ること!いも植えの楽しいことたのしいこと。ゲームセンターに行くよりずっと楽しい。円盤の周りについているカップにいもを一個ずつ入れていきます。いも植え:5月2日から5月21日まで。
実験農場さん:メロン・トマトの苗/近くの農家さん:小麦の播種いも植えの機械
6月 パオパオ掛け:いもを植え終わった先から、早く育つようにパオパオという白くてうすい布のようなものをかけました。イメージ:幅2mのトイレットペーパーを転がす。という感じ。しかし、長さが200メートルの玉は大きい。かついでくる人がすごく頼もしく見えました。修復:いもが成長して、パオパオがはちきれたり、風ではがれてしまったところを修復に行きました。はがすとき:手で引っ張りながら丸めていきます。
実験農場さん:きゅうりの接木/近くの農家さん:メロン定植ぱおぱお
7月 だいずの除草をしました。腰を曲げて、手で抜いていくのですが、大変なお仕事です。7月2日から二週間くらい、会社の大部分の人(約10人)で乙部町に出張してそばのタネをまいてきました。合宿みたいで面白かったです。お休みの日には江差にも遊びに行きましたし。山、丸ごとひとつが、そば畑に変わっていく様子には、機械化された農業のすごさを感じました。
近くの農家さん:メロンのUターン
8月 最初の10日間はホームページ作りに専念していました。そうしているうちに、待ちに待っていた馬鈴薯の収穫が始まりました。これにはもちろん参加させてもらっています。それと、小麦刈りのコンバインにも乗りました。小麦刈りは何日かで終わってしまいましたが、馬鈴薯の収穫はまだ続くそうです。
実験農場さん:野菜の収穫(!?)/近くの農家さん:メロンの果実を立てる
9月 馬鈴薯の収穫を本格的にやっていたのが九月。毎日いくつの馬鈴薯を見たんだろう。到底、一生かかっても食べきれるような量ではありません。そのあと、10日間ぐらい乙部町に出張そばかりに行っていました。片道2時間強の道のりを毎日往復するという驚きの農業。ちなみに、そばかりではコンバインの運転をさせてもらっていました。
ファームトピアに専念。
10月 馬鈴薯の収穫もあとはぼちぼちとなったこのころ、こんどは蘭越町内のそばかりの本番です。上目名の畑は(山みたいなんですけれど)広い広い畑なのですが、町に下りてくると、田んぼの転作に作っているそばが多いので、大きなコンバインでかるのは時々大変です。
ファームトピアに専念。
11月 そばかりが終了しました。私のコンバイン運転が終わったのは11月10日金曜日。その日は2時間くらい。そばを乾燥機に入れたり出したりもしていました。今月で私の研修をおわります。
近くの農家さん:たまねぎの選別作業

 

じゃがいものうた

ある日 目が覚めると 私はじゃがいもに囲まれていた
一瞬 不思議に思った
でもなんだかいごこちがいい
上も下も まるくて ひやっとつめたい じゃがいものはだ
もう少しだけ寝ていよう

なんだかまぶしい
そう思って目を開けてみた すると まだ雪ののこる空がみえた
明るい。
もうとっくに朝が来ていた、
そうおもって手足を伸ばそうとしたら 伸ばすはずの手も、足も、なかった。

大きく息を吸った。
そしてはいた。
冷たい空気が体の真ん中を冷やす感じがした。

思いっきり背伸びをしたい。
うずうず うずうず・・・

なんだか なかったはずの手や足が ちょびっと伸びてきた気がした。
もう少し伸ばしてみた。
こんどは、隣のじゃがいもにぶつかったみたいだ。
手の先が見える あれ、みどり色

やっぱり

 

一ヶ月の作業歴の例

農業研修生(や)の一ヶ月作業暦を紹介してみます

2006.8
    1 HP/トマト定植 2 HP/乙部 3 HP 4 メロン 5 HP
6 休 7 HP 8 ハウスビニルはり 9 HP 10 いも 11 いも 12 いも
13 いも 14 お盆 15 麦刈 16 いも 17 いも 18 雨休み 19 pmいも
20 休 21 いも 22 雨休み 23 メロン 24 いも 25 いも 26 いも
27 休 28 いも 29 雨休み 30 31    
HP:ホームページ作成 / 乙部(おとべ):乙部町へそばの様子を見に行く /いも:馬鈴薯の収穫 / メロン:メロン農家さんでの研修今月は馬鈴薯の収穫が始まりました。馬鈴薯の収穫はまだまだ続きそうです。普段とちょっと違う作業としては、小麦刈りのコンバインに乗ったことです。農業機械好きとしては貴重な体験でした。メロン農家さんでの研修内容は、①芽かき ②メロンの果実をマットの上に立てる 作業でした。夏のハウスは暑いですね。受粉作業員の蜂たちと一緒にハウスに入って作業もしましたよ。
研修生の一日

・・・研修生って言うけれど、いったい具体的にはどんなことしているの?
という疑問に答えるために、私のとある一日を紹介してみます。

研修生(や)の9月のある日
5:30 起床予定時刻 ですが、なかなか起きられなくて布団の中でぬくぬくする。
6:00 やっと起床。朝ご飯とお弁当の準備をする。
6:30 朝食。そのあと仕事の身じたく。
7:00 寮を出発。
7:15 会社に到着。みんなと同じ時間。
7:30 お仕事開始。とにかくパートさんと一緒にバス(ワゴン車)に乗る。
7:40 畑に到着。今日は馬鈴薯の収穫なので、身の回りの用意をして収穫開始。
9:30 一服の時間。お茶やおやつをいただきます。休憩とエネルギー補給、コミュニケーションをはかるために貴重な時間。
9:45 作業再開
12:00 お昼休み。お弁当を食べてお昼寝をする。
13:00 午後の作業開始。
15:30 午後の一服。
15:45 作業再開。
18:00 本日の作業を終了します。私たちの終了時間はほぼ毎日同じ時刻。
19:00 ちょっと買い物をしたりして帰宅。晩御飯を作って、食事。
21:30 眠たくなってくる。寝る用意をはじめる。
22:00 就寝。

作業自体はパートさん、アルバイトさんと同じことをしています。
違う点は、ファームトピアの外に出る機会があることです。
会社でみんなが働いている日でも、他の農家さんに研修に行ったりすることがあります。